ポイント
・積立額が倍になると資産形成スピードも倍になる。
・投資の利回りよりも、積立額が大きな差になる。
・節約で入金力を高めて、投資に回す額を増やすのが大事
複利の効果で資産形成スピードは上がる
投資をしていくメリットとして「複利の効果」があります。
投資をすると元本に利息が付きます。
利息をさらに再投資することで、放っておくだけで元本が増えるので、翌年の利息はさらに増えます。
これが「複利の効果」と呼ばれるもので、利息なしで積み立てをするよりも、はるかに速いスピードで資産が積みあがっていきます。
上のグラフは以下の条件で積立を行った場合、利息なしと年利4%の利息付を比較したものです。
縦軸が資産残高、横軸が年数を表しています。
ポイント
・毎月50,000円ずつ積立
・20年間積み立てた際の資産額の推移
年利4%で積み立てを行うと、20年後には5百万円ほどの差になります。
利回りを上げるより積立額を上げる方が効果的
では、資産形成スピードをさらに加速させるにはどうしたらよいでしょうか?
もちろん利回りの高い投資することも大切。
ただし、利回りが高いということは同時にリスクも高いということ。
それよりも積立額を増やす方が効果が出ます。
上のグラフは先ほどのグラフに月10万円積み立てた場合を追加したものです。
当然のことながら、月5万円を積み立てるより、2倍のスピードで資産形成されていきます。
年利4%で運用するよりも圧倒的に資産の額は大きくなります。
積立額を増やしてより利回りの良い投資を目指す
さらに月10万円の積立を年利4%で運用した場合のグラフを追加してみました。
圧倒的に資産増加スピードが違いますね。
元本が大きくなる分、利息も大きくなるので、増加ペースも段違いです。
高リスクな8%の投資をするよりも、積立額を2倍にする方が簡単です。
資産が少額なうちは、運用で1万円増やすよりも、節約して1万円浮かせるほうが明らかに楽です。
結局のところ、投資手段よりもどれだけ投資するかの入金力が重要なのです。
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おわりに
投資に大事なのは利回りよりも入金力。
入金力を高めるために、家計を把握し、ムダを削減することが一番効率的です。