優斗です。
最近続々と大手企業の仮想通貨事業への参加が発表されていますが、ついに日本を代表する大企業が参戦です。
ヤフーグループが仮想通貨交換業者と資本提携
ヤフー公式発表:仮想通貨業界に電撃参入
以前の報道通り、Yahoo!は子会社を通じ「ビットアルゴ東京取引所」に資本参加すると公式発表。サービスは2018年秋の開始を予定。
金融庁の認可待ち企業が増える中、買収等で時間短縮を図る企業が今後増加する可能性も。https://t.co/g95jcrIQoy— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) April 13, 2018
以前こちらの記事で、Yahoo!が仮想通貨事業に参入しようとしている話を書きました。
参考:Yahoo!が仮想通貨事業に参入か? 参入が発表された大手企業4社を紹介
そして、Yahoo!JAPANを運営するヤフー株式会社が、子会社を通じてビットアルゴ取引所東京と資本提携することが決まりました。
以前日経にフライング情報が掲載されていましたが、この度両社から正式発表されました。
ビットアルゴ取引所東京は仮想通貨交換業者登録が完了している企業(登録番号第00011号)。
ただしまだ取引所などの事業は行っていません。上記の情報によると2018年秋ごろを目処に取引所を開始するそうです。
※追記:
ビットアルゴ取引所はTAOTAOに改名し、ついに取引所をスタートさせました。
仮想通貨交換業者と資本提携ってこの構図どこかで・・・
さて、日本の名だたる大企業が登録済みの交換業者と資本提携する。
これって最近聞いたような・・・
そう、コインチェックがマネックスグループに買収された時と同じですね。
(参考記事:コインチェックを買収したマネックスグループとは?)
コインチェックの事件を受けて金融庁の交換業者登録審査も厳しくなっています。
これから新しく参入しようとする企業にとっては、その審査を通すだけの費用と時間と手間を考えれば、すでに登録済みの業者を買収してしまった方が早いのだと思います。
現在登録済みの業者は一部を除けばコインチェックのような、最近急成長したベンチャー企業がほとんど。
まだまだ何かあった時の危機管理体制や、資本基盤が弱い部分があるのは否めません。
今回のマネックスやヤフーのように既に実績を収めている企業がバックに就くことで、その信頼性も増します。
利用者にとってはこのような業界再編は望ましいことだといえます。
大企業が参入するほど期待が高い仮想通貨業界
ヤフーのほかにも参入が噂されている大企業は多くあります。
ピーク時の半分以下の価格となったことで、「バブル崩壊か?」と囁かれる仮想通貨業界ですが、本当に落ち目の業界ならこれほどまでに多くの企業が参入しようとするでしょうか?
むしろまだ始まってすらいないのが仮想通貨業界だと思います。
たしかに昨年は急激に価格が上昇したためバブルの様相を呈していました。
その調整が入ったと考えても、一年前の価格からしたらまだまだ高い水準。着実に成長しているのが仮想通貨です。
これからは価格と共に業界の再編状況についても注目が高まります。
日本に続いてアメリカの税金申告も終わり、例年であればここから上昇トレンドに入っていくところ。
底を脱した感のある相場ですが、これからの動向に注目です。
ビットアルゴ取引所はTAOTAOとして取引所を開設
2019年に入り、ついにTAOTAOとして仮想通貨取引所を始めました。
TAOTAOのメリット・デメリットはこちらの記事で解説しています。
話題のTAOTAO(タオタオ)は手数料無料キャンペーン中! Yahoo!(ヤフー)グループに所属する取引所のメリット・デメリットを解説