①資産を増やす

【初心者向け】資産運用の3形態 貸付・出資・売買の違いについて

2020-05-19

難易度:★(初心者向け)

優斗です。今回は①資産を増やす話です。

そもそも、資産を増やす方法にはどのような方法があるのでしょうか。

具体的な手段はさまざまありますが、大きく貸付・出資・売買の3つに区別されます。

資産運用手段はこの3つのどれか、またはその組み合わせです。

それぞれの形態の違いについて解説します。

こんな方におすすめ

  • 資産運用がどのように行われるか分からない方
  • どのような仕組みで資産運用が行われるか知りたい方

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 貸付

・一定の期間を決めてお金を貸す

・期間満了後にお金は返済される。

・金額と貸していた期間に応じた利息を受け取る

 

ポイントは元本が戻ってくるという点です。

決められた期間満了後に元本が戻ってくるため、受け取った利息の分、確実に利益となります。

 

具体的には以下の参考記事の③債券がこの貸付に該当します。

また、①普通預金、②定期預金も厳密には自由にお金の引き出しができる点で貸付とは違いますが、利息を受け取る意味ではこの貸付という形態に類似しています。

参考【初心者向け】投資手段11種類の解説 資産を増やす方法は?

  難易度:★(初心者向け) 優斗です。今回は「①資産を増やす」についての話です。 資産を増やす具体的な運用方法11種について解説していきます。

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ただし、元本が戻ってこない例外もあります。

それは、貸した相手が倒産してしまったとき。

倒産してしまってはお金を返すことができませんから、どうにもなりません。

 

通常、利息は年間で元本の数%ですから、倒産されてしまってはまず間違いなく大損です。

それではどのように倒産しにくい相手かを判断するか?

それは単純に利率が低いほど倒産しにくい、ということ。

 

お金を借りる側とすれば当然利息が安いに越したことはありません。

ですが、倒産しそうな相手には誰もお金を貸してくれないため、お金を集めるためには利率を上げる必要があります。

 

倒産しにくいのに利率が高いというのは詐欺ですよ。

本当に倒産しにくいのであれば、利率が低くても十分にお金を貸してくれる人を集められるわけですから。

 

リスクとリターンは比例しますので、自分の許容できるリスクを見極めて投資を行うことが重要なのです。

 出資

・お金を渡すが、渡したお金は戻ってこない

・出資した金額に応じた配当を受け取る

④株式、⑤投資信託、⑥REITなどがこの形態です。

⑧ソーシャルレンディングも一応この形態ですが、出資したお金を貸付で運用しているため、貸付と出資の複合型といえます。

参考【初心者向け】投資手段11種類の解説 資産を増やす方法は?

  難易度:★(初心者向け) 優斗です。今回は「①資産を増やす」についての話です。 資産を増やす具体的な運用方法11種について解説していきます。

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出資を受けた側が出資金を元に事業を行い、稼いだ利益を出資者に配分します。

出資の場合、一度出したお金は返ってきません。ただし、出資した金額に応じた配当を受け取ることができます。

貸付おける利息や、出資における配当のように、資産を持っている期間に応じて得られる利益のことを「インカムゲイン」と呼びます。

 

貸付における利息が期間・利率とも決まっていることが多いのに対し、配当は永続的に受け取ることができます。

ただし配当は多くの場合、変動します。

出資を受けた側が利益を上げることができなければ、場合によっては配当がないかもしれません。

 

また、貸付と異なり元本は返ってきません。

ではどのように元本を回収するかというと、「出資した権利=配当を受ける権利」を売ることができる場合があります。

株式などはその典型例で、市場で売却することで元本を回収することになります。

 売買

・お金を払いモノを安く仕入れる

・買値よりも高くモノを売ることで差額が利益になる

 

モノを安く買って、高く売ることで差額が利益になります。

⑦FX、⑨仮想通貨、⑩金などがこの形態に当てはまります。

また、株式や不動産なども、保有期間中に配当や家賃で利益を上げることを一つの目的とする一方で、そのものを売買することで利益を稼ぐこともできます。

参考【初心者向け】投資手段11種類の解説 資産を増やす方法は?

  難易度:★(初心者向け) 優斗です。今回は「①資産を増やす」についての話です。 資産を増やす具体的な運用方法11種について解説していきます。

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なお、資産の売却によって得られる利益のことを「キャピタルゲイン」と呼びます。

 

ポイントは、当たり前ですが高く売れないと意味がない。

市場は買いたい人と売りたい人の希望価格が一致することで売買が成立します。

あなたが高く売るためには、その高い値段でも買ってくれる人がいなければ成り立たないのです。

 

なぜ高い値段でも買ってくれる人がいるのでしょうか?

それは今後より収益を生むと見込んでおり、高い値段で買っても元が取れると考えているからです。

 

株式や不動産であれば、インカムゲインを同時に生み出しますから、業績が好調で将来配当が上がることが見込まれるとか、好立地・好条件の物件で将来的に家賃収入が見込めるなどが、高い値段でも買う理由となります。

一方、金や仮想通貨は保有するのみでは収益を生み出しません。

利益を上げるにはキャピタルゲインを得るしかないため、今後も価格が上昇すると期待される=購入希望者が増える状況でなければ、高い値段で売ることはできません。

 

あなたが高く売って利益を上げたということは、誰かが高い値段で買ってしまい損失を被ることと同義です。

このように売買は、利益が市場全体で0になるため、「ゼロサムゲーム」と呼ばれます。

利益を上げられるかは完全に市場の動きによりますから、市場が拡大して新しく購入希望者が増える局面で買うのが望ましいといえるでしょう。

 まとめ

投資の類型は3つ。

・貸付

・出資

・売買

3つの仕組みの特徴を理解し、うまく組み合わせて投資していきましょう。

  • この記事を書いた人

優斗

30代の公認会計士。家計改善アドバイザ―です。 企業の会計を数多く見てきた僕だからこそ伝えられる、個人の家計改善に役立つお金の基礎知識をブログで書いていきます。

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