難易度:★(初心者向け)
今回は③「費用を減らす」話です。
日常生活で切っても切れない関係の銀行。お得な銀行とはどんな銀行でしょうか?
それは、手数料が安い銀行。
資産運用の観点からなぜ手数料の安さで選ぶべきか、オススメの銀行とともに解説しました。
ポイント
・利息は銀行ごとに大差ない
・手数料が0になる銀行を選ぶべき
・ゆうちょ銀行+楽天銀行の組み合わせが、楽天ポイントももらえてお得
目次
利息はどのくらいもらえるか?
普通預金を預けていると利息がもらえます。
この利息、いったいどのくらいもらえるのでしょうか?
普通預金金利は現在大手銀行でなんと0.001%です。
つまり、100万円を1年間預けて、得られる利息が10円しかありません。
少し高めのネットバンクでも高いところで0.2%(あおぞら銀行BANK支店)。
それでも利息は2,000円です。
100万円を預けて2,000円ですから、正直あまり大きな差になりません。
高金利のみで銀行を選んでも、手数料で損してしまっては意味がありません。
手数料で利息が吹っ飛ぶ?
利息が得られる一方で、振込や出金で手数料が発生します。
主要銀行の場合
※3万円以上、ネットバンキングを利用して振込をした場合
※3万円以上出金した場合
条件によって無料になることもありますが、200円~300円程度の手数料がかかります。
1回あたりの金額は小さいものの、利息と比べると圧倒的に多額のマイナスになってしまいます。
ネット銀行の場合
ネット銀行の場合、少し安くなりますが、やはり100円~200円程度の手数料がかかります。
利息を上回る手数料が発生してしまっては、資産運用の意味がありません。
可能な限り手数料を払わないようにするべきです。
手数料を節約するには?
それは、可能な限りキャッシュレスで生活すること。
現金を移動する度に手数料が発生してしまいます。
そのため、可能な限りクレジットカード・電子マネー決済を利用し、現金を移動させないのが手数料節約のポイントです。
僕は現金を引き出すのは基本的に月1回のみ。
給料が振り込まれたら、翌月に使うことが見込まれる現金を引き出し、貯金用口座に移すという流れにしています。
これにより不必要な支出を抑えることもでき、手数料節約もでき、一石二鳥です。
ゆうちょ銀行+楽天銀行の組み合わせがオススメ
僕はゆうちょ銀行+楽天銀行の組み合わせを使っていますが、以下の理由からオススメです。
ゆうちょ銀行を給料振込+生活費決済用、楽天銀行を資産運用のための口座として利用しています。
生活用口座と資産運用口座を分けることができる
生活費用口座と貯金用口座は分け、貯金用口座は基本的に入金のみの一方通行。
これで資産を増やすスピードが圧倒的に早くなります。
ゆうちょ⇒楽天銀行の資金移動が無料
事前に登録する必要がありますが、ゆうちょ銀行本に名義口座から楽天銀行への入金は手数料無料です。
回数制限もありません。
これにより、貯金用口座としての楽天銀行への入金が無料で行うことができます。
ゆうちょATMは全国31,200台。ファミリーマートにも。
ゆうちょ銀行のATMは全国に31,200台。
郵便局やファミリーマート内を中心に設置されています。
地方でも必ず郵便局はありますので、全国どこでもATMの利用が可能です。
楽天銀行は残高に応じて振込手数料無料・楽天ポイント支払も可能
楽天銀行は残高・取引件数に応じて、出金は最大月7回まで、他行振込は最大月3回まで無料になります。
極限まで無料に抑えたいですが、どうしても手数料を支払わなければならない場合にも、楽天ポイントでの支払いが可能です。
楽天銀行は残高に応じて楽天ポイント倍率アップ
残高や取引件数に応じて楽天ポイントの倍率もどんどんアップしていきます。
ポイ活している方にもぜひおすすめです。